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映画「ランボー」の様な、雷句誠さんの訴訟戦争。 [雑文]

色々話題となっております。
「金色のガッシュ!!」でおなじみ漫画家の雷句誠さんと小学館の訴訟問題ですが。

■訴訟の詳細はこちら
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/m20080607012.html

■雷句誠さんのブログ
http://88552772.at.webry.info/

根本的に雷句誠さんは優しいなぁ、と思いました。
わざわざ、「弱点」を、不快にさせられた相手に指摘してあげるなんて。(苦笑)

基本的に相手の問題点(弱点)を「指摘」してあげるのって、パワーがいるじゃないですか。
(昨今のサラリーマン教師達は、もう疲れ切って、諦めてしまっている様ですが)

で。
「弱点」を指摘してあげて、万が一にも先方がそれを改善したらどうするんです?
いい会社になっちゃうじゃないですか。
不快にさせられた会社を更生させてどうするの!?

小学館さん(の担当編集さん)がイヤだったら、
黙って別の出版社にうつって「金色のガッシュ!!」以上の作品を生み出して、
小学館に歯軋りさせてあげればいい。
それが一番、相手にとって大ダメージ。

なのに・・・。

男の人ってそういった点で、情が深くて、優しい人が多いですよね。(しみじみ)

女の私は、デザイナーという仕事柄、色々な出版社やCDメーカーとお付き合いしておりますが、
嫌な担当さんやメーカーには、にこやかに距離を置きます。

嫌な思いをさせられた担当さんに「次回はこうしたほうがいいですよ?」なんて
絶対教えてやらない。提案もしない。勝手につぶれやがれーっ! て思いますけど。(にやり)

今回の訴訟問題は、

そういった意味でも、私的に雷句誠さんに漢をみたわけですが・・・。
それとあわせて、私的にイヤーなモンも見ちゃいました。
(これからだんだんわいてくるんだろうけど)

それはね。

「私もいやでした!」
「俺も悲惨!」
「俺って原稿料安くねぇ?」

…と、尻馬にのって騒ぎ出す漫画家の先生方。

あのさ。
雷句誠さんはブログで応援感謝的な、本当に優しいコメントをしていたけど…。

いろんなものが怖くて、いままで「だんまり」を決め込んでいたくせに、
他人の背中に隠れた集団ヒステリーをおこすんじゃないっ

だってね。
尻馬になった先生方がいたずらに騒いでエスカレートさせてもさ、
泥をひっ被るのは、戦場にいる雷句誠さんのみでしょ。
責任とれないっしょ? 戦う覚悟ないでしょ? 泥被る覚悟ないでしょ?
じゃあ、発言しちゃダメだと思う。

どっちに転んでも自分の安全地帯はがっちり確保して、
ぎゃーぎゃー 云うのは、もう茶飲み話程度、まったく意味がない。
むしろ戦況を混乱させるだけ。雷句誠さんの応援にならない。

・・・だから、編集や出版社に舐められるんだよ。
漫画家という職業ではなくて、「世間知らず」に対して舐められているのでは?

ここにきて、わいわい沸いてきた尻馬さん達をみて、
そう、思えた。

じゃあ。どうしたらいいのか。どのような支援が適切なのか。

個人と大企業の訴訟戦なんだから。
軍資金はいくらあっても足りないことはないと思うし。
この訴訟で、雷句さんのイメージがゆがめられて
収入が激減するかもしれない。

私は資金援助(カンパ)ではないかと、思う。

あくまで私見ではあるが。
男気溢れる雷句さんには、丁重にお断りされそうだけど。

× × ×

映画「ランボー」の主人公、ランボーの姿と雷句誠さんが被ってくる。

最後の最後になって、みんなに裏切られる。
ひとりぼっちの戦争に。


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