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有隣堂(本屋さん)のブックカバーのかけ方。 [雑文]

有隣堂ってご存知ですか?

品揃えもよく、店員の接客もいい。なにしろ、利便性のいいところにある。

とってもいい本屋さんなんです。

でも。

好みの問題だと思うのだけれど

有隣堂さんの伝統であるあのブックカバーのつけ方は、

作業工程中に本を傷めてしまいそうで私はイヤだ。

いつみてもヒヤヒヤする。

※ここでいうブックカバーというのは本屋さんで本を買うと、
無償でかけてくれるサービスカバーのこと。

普通の本屋さんみたいに、「軽く」カバーを
掛けてくれればいいのだけれど
有隣堂の伝統なのか(私が学生時代の時からそうだからおそらく)
昔の書店さんがよくやってくれた風に、
本の表紙カバーをご丁寧に外し、中に織り込むようにブックカバーをかけてくれる。

ベテランの店員さんがそれをやると「お見事!」っていいたくなる程の「匠の技」なんだけれども

新人の店員さんがそれをやると、結構無惨なものになる。

作業工程を観ていて、本の悲鳴が聞こえてきて、思わず耳をふさぎたくなる。


くわえて。


新刊を購入する醍醐味というのは、その本の表紙を
一番最初に開ける権利を得ること。

実際、搬入工程上はあり得ないけど

そういう風に私は思っているので、
カバーをかける為とはいえ、店員に自分の買おうとしている本を
あちらこちらと、いじられたりすると「汚された」気分になる。

なんていうか、さっきまで新刊だった本が、途端に古本になってしまった気がする。

でも一生懸命カバーをかけてくれている書店員さんをみて
「そのカバーのかけ方は嫌だ」とも言えないし、
本は家ではなく、比較的外で読むことが多いため、
カバーは欲しい・・・。

うーむむむ。そんなことを葛藤するわけです。

で。

最近では、有隣堂で欲しい本を見つけても、
買うのを躊躇っていたりする。

なんだかなぁ、私は。なにをしているんだか。




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