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日経ビジネスAssocieの記事 [雑文]

「日経ビジネス アソシエ」という雑誌がある。

この雑誌は連載記事がおもしろいし、
企画記事も非常にツボをついてくるので
定期購読を申し込むほどに愛読をしている。

で。
そのアソシエ07.01号の「伝わるメール 嫌われるメール」という特集記事は
なかなか興味深いもので。

それは何かといえば。

この特集記事を読むと、

「メールマナーって、いまだにこれといった決まったものがない」

ということがわかるからだ。


なにしろその記事内にて、多くのビジネスマンがメール術を披露しているわけですが
メールマナーに関する認識が、三者三様。
まるで異なっているんですよ。

で。

どうしてこう違った認識なのかなぁ? と思って分類してみると
とどのつまりは
メールというものが「手紙からの派生のもの」と考えている人と、
「会話から派生したもの」と考えている人の差。

ってことみたいです。

なるほど。
会話と手紙じゃ、マナーは違うよねぇ。
でもこの認識の違いによって、もしかしたら大切な相手に
「不快感」を与えてしまうかも。

これは困った問題ですね。


× × ×


私はニフティサーブやPCーVAN等の電話回線をもちいたパソコン通信の時代から
電子メールを活用していた人でした。

だから(当時をご存知だった方はご存知だと思うが)
メールというのは用件を簡潔に書くのみ。詳細は電話で。もしくはお会いして。
というのが電子メールのマナーだと認識していたわけです。

ところが通信インフラが整い、PCが普及し、
一般のビジネスツールとして、電子メールが使われ始めた昨今、
手紙のマナーをそのままメール文化に持ち込もうとする方々があらわれはじめ、
あれよあれよという間に
「電子メールには紙の手紙のマナーをそのままに」
そんなルールが周囲に幅をきかせてしまいまして。

「時代は変わったなぁ」等と思いながらも、
ここ、2,3年前より電子メールの文章を
いろいろな電子メールのマナーの本を買いあさって参考にし(泣)
紙のお手紙よろしく、丁寧に書くように試みていたりしたわけですが・・・

メールでの応対に費やす時間が非常に増えて、
下手するとその作業が、実作業よりも重いことがしばしば。

あれあれ? おかしいぞ? 
正直、なんだか本末転倒だなぁ。ちょっと不便だなぁ。
メールで一仕事した気になっちゃうなぁ。

とは思っていたわけです。

ところが今回アソシエを読みましたところ、
どうやら携帯世代が乱入してまいりまして、
この世代はどうやら、昔のパソ通系よろしく、
PCであっても、ショートメールでの即レスが基本マナーの様子。

とどのつまり。
そういう方々に、丁寧な長文メールを送付したりすると
「モバイルで外出先よりメールを受信しております。用件は簡潔に」なんて
メールが、ものの5分ぐらいで即レスされたりするわけですよね?

「ああ、ごめんなさい。失礼がないようにしたつもりだったんだよー」

そんな気持ちでいっぱいになりながら、絶対ヘコむ。

友人ならともかくクライアントからそんなメールがきたら
確実にヘコむ。

あううう。
メールマナーを決めておくれよ、誰か。(泣)
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