WHITE ALBUM2 -introductory chapter- 通常版 [PCゲーム]
WHITE ALBUM2 -introductory chapter- 通常版
- 出版社/メーカー: リーフ
- メディア: DVD-ROM
満足度 :★★☆☆☆
操作性 :★★★★★
カメラワーク :
システム充実度:★★★★☆
企画アイデア :
物語 :★☆☆☆☆
ビジュアル :★★★★★
個人的に前作がすごく好きだったので、お値段も安いし! という事で購入。
久しぶりにWindows用のゲーム。それも美少女ゲーム。
ちょっとワクテカしてしまったのですが・・・
その作品の出来は、自分としては少々残念なものでした。
うーん。
このソフト、後に後編が発売される予定らしい。(つまりまだ物語として未完成)
とはいえ、シナリオのボリュームは結構ある。
下手すると中編の美少女ゲームよりシナリオ分量は多い。
小説で言えば、文庫本10冊分ぐらいあるんじゃないのだろうか。
それでも、物語をまとめきれないライターの力量って一体? って思う。
本作のシナリオライターは過去作で大変評価の高い実力がある方の様だ。
だから、とっても楽しみだったけれども、残念ながら私には本作は愚作だ。
もちろんゲームのシナリオと小説などは性質が違うから一概に
いっしょくたにしてはいけないとは思う。
が、「ホワイトアルバム」っていう作品は、プレイした当時、
<美少女ゲームなのに、なんでこうも生々しいんだろう>
そんなちょっと不思議な生な感覚をもつ作品だった。
その感覚は今回のシナリオでは再現されていない。
むしろ現実感のないシナリオが痛い。
こんなに分量をかけて再現できないのであれば、
あと何メガ、何ギガかけたって再現できるわけがない。
とっても残念だ。
そしてシナリオの内容以前に演出が全然駄目。
全然駄目だと思った点は主に2つ。
1.その台詞は誰がしゃべっているものなのか、まーったく、わからない。
せめてキャラクターがモーションしていれば、ああ、こいつがしゃべっているのかな?
と、わかりそうなんだけれども、一切動かないからわかんない。
スクリプターが無能なのか、私の感性が枯れているのか。
2.声優の選定が下手
声優の声質がみーんな一緒。だから上記と一緒。わかりづらい。
特に男性の声優陣。最悪。
以上の2つ。
なんでこの作品を「ホワイトアルバム」と名づけたのだろう?
本当に疑問だ。
ということで。
PS3版で登場する新しい「WHITE ALBUM」に私は期待する。
ああ、早くでないだろうか。
出来たら、PC版でアダルトシーン有りでリリースしてもらいたい。
そうでないとあの「生」な感じは再現できないのではないか? と思う。
ホワイトアルバム -綴られる冬の思い出-(通常版) 特典 スティックポスターセット付き
- 出版社/メーカー: アクアプラス
- メディア: Video Game