読書：モノもの批評：SSブログ

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江頭2:50のエィガ批評宣言　 [読書]

作者: 江頭2:50
出版社/メーカー: 扶桑社
発売日: 2007/12/14
メディア: 単行本（ソフトカバー）

「１クールのレギュラーより、１回の伝説」

そんな自らの名言を体現している体当たり芸人の江頭2:50さん。
正直申し上げて、彼を支持する側にまわることはありえないと思っていた自分ですが、
彼が書いたこの映画批評本を読んで、見る目が変わりました。

彼は非常に勉強家で頭がよく、
そしてなにより、映画をとっても愛してる人でした。

それも半端ない映画の愛し方。
だから、ちょっとカッコイイじゃん！　って思いました。

この本を読むとわかりますが、彼の批評はすごく正直であり、真っ当です。

どんな大手配給会社であっても、それがハリウッドの超大作であっても、
「つまらん！　こんな映画観るな！」と叫んでくれています。

もしかしたら現段階では、日本一信頼のできる映画評論家かもしれない。
江頭2:50を見直した一冊です。

映画好きな方は、大変オススメ。
ぴあにのってる映画ランキングとか、映画批評なんかよりも全然信頼できます。

ちなみにこの本を知ったのは、TOKYO FM のホームページにて配信されている
「江頭2:50のピーピーピーするぞ！」という番組から。
この番組もかなりヤバ面白い出来。
旦那とハマって、DVDも購入してしまった。

悔しいなぁ・・・(苦笑）

江頭2:50 にハマルことになるなんて、絶対ありえないと思っていたので、
ちょっとした敗北感を味わっている今日この頃。

配給会社の人、江頭2:50さんにロビー活動を開始したほうがいいと思いますよ？

江頭2:50のピーピーピーするぞ!始末書覚悟の逆修正バージョン [DVD]

出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
メディア: DVD

江頭2:50のピーピーピーするぞ!2 逆修正バージョン~ノークレーム・ノーリターン~ [DVD]

出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
メディア: DVD

タグ：江頭2:50 映画批評江頭2:50のピーピーピーするぞ!

2008-12-21 19:01 トラックバック(0)
共通テーマ：映画

くらしのいずみ　（谷川史子）　[読書]

くらしのいずみ (ヤングキングコミックス)

作者: 谷川史子
出版社/メーカー: 少年画報社
発売日: 2008/01/28
メディア: コミック

谷川史子さんの漫画を今回初めて読んだ。
いっぺんで好きになった。
いま彼女の作品群をむさぼるように読んでいる。

谷川さんの作品は、私が若かりし学生時代に読みふけた
大好きな逢坂みえこさんの作品群に通じる読了感がある。

永遠なんてものは無い。
だけれど人は「永遠」ってものを信じてみたくなる。

永遠の野原 (9) (集英社文庫―コミック版)

作者: 逢坂みえこ
出版社/メーカー: 集英社
発売日: 2001/10
メディア: 文庫

2008-02-06 12:36 トラックバック(0)

正月は読書三昧。　[読書]

あけましておめでとうございます。

正月はゆっくりと読書に明け暮れる日々でした。
池波正太郎先生と日記文学系の軽い本をずーっと読んでました。

　・　東京に暮す　1928-1936　（著：キャサリン・サムソン/岩波文庫）
　・　春の雪　（著：三島由紀夫/新潮文庫）
　・　池波正太郎の銀座日記・全　（著：池波正太郎/新潮文庫）
　・　キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか　（著：北尾トロ/幻冬舎文庫）
　・　日曜日の万年筆　（著：池波正太郎/新潮文庫）
　・　食卓の情景　（著：池波正太郎 / 新潮文庫）
　・　散歩のとき何か食べたくなって　著：池波正太郎/新潮文庫）
　・　男のリズム・新装版　（著：池波正太郎 / 角川文庫）
　・　八つ墓村　（著：横溝正史　/ 角川文庫）

中でも　東京に暮す　1928ー1936（著：キャサリン・サムソン）　は
外交官である夫に伴って来日した英国人の著者が、昭和初期の東京の街と
人々の暮らしを軽妙な筆致で描いた日本印象記で、当時の日本人の姿が
暖かいまなざしで描かれた人間観察記になっている。絶妙な一冊。
オススメです。