メタルスラッグ コンプリート ＆ ウルトラマン ファイティング エボリューション 3 [PS2]
- 出版社/メーカー: SNKプレイモア
- メディア: Video Game
きたる年末はかつてないぐらいソフトが豊作。
怒濤的ラインナップの3DS、ゼルダのWiiを用意してきた盤石な任天堂に対し、
PS3やPSPの充実なソフトラインナップと新機種VITAをひっさけるSCE。
目立たないけれど実はダウンロードコンテンツが最も充実していると思われる
XBOX360のマイクロソフト。
かつてないほど充実した年末年始になりそうで
消費者としては、財布と色々相談しなければという感じ。
その傾向は店舗のほうも同様な模様で
棚のスペースを確保するためなのか、
店頭にしめていたPS2ソフトを徐々に処分する方向に舵をきっています。
なので「あの名作が！」かなりお手頃価格に。
ゲーム好きとしてはここを逃すわけにはいきません。
またこのタイミングを逃すと、
二度と新品と出会えぬこともありますので要注意です。
で、仕事の合間にふらっと秋葉原で購入したのはこの２本。
・「メタルスラッグ コンプリート」
・「ウルトラマン ファイティング エボリューション 3
コストパフォーマンスを含め、超オススメです。
ウルトラマン ファイティング エボリューション 3 バンプレストベスト
- 出版社/メーカー: バンプレスト
- メディア: Video Game
天外魔境III NAMIDA [PS2]
天外魔境III PlayStation 2 the Best
- 出版社/メーカー: ハドソン
- メディア: Video Game
- 出版社/メーカー: ハドソン
- メディア: Video Game
個人的に天外魔境III NAMIDA には思い入れがある。
当時、高価だったPCエンジンCD-ROM2が手に入らず、
所有している友人宅に合宿と称して泊まり込み、
クリアした天外魔境Ⅱ。
とにかくスケールが凄すぎて、このシリーズの虜になってしまった。
で、ある日「天外魔境３」の発売が告知された。
機種はもちろん、PCエンジンCD-ROM2。
ただしアーケードカード専用ソフトとして。
で、買ったのさ。バイトして。
ところが発売延期が繰り返され、そして、ついには発売機種が変更となった。
発売機種は、当時大人気だったPSでもSSでも６４でもなく
PCエンジンの後継機種、PC-FX。
で、買ったさ。バイトして。
※（同時購入したのは「バトルヒート！」と「チームイノセント」）
ところが、またまた発売延期を繰り返され・・・
そして、ついに発売中止になっちゃった。
泣いたね。マジで。
大泣き。
悔しかったけど、その後、SSにて「天外魔境 第４の黙示録」が発売されたから
SSを買って購入。
これが「天外魔境Ⅲ」だと自分に言い聞かせ、納得していた。
それから幾数年が経過して。
PCエンジンを世に送り出していたNECホームエレクトロニクスという会社も消滅して。
私の中の「天外熱」がとうに覚めていた筈の2005年のある日。
この、天外魔境III NAMIDA が発売された訳ですよ。
PS2で。
結婚を期にフリーのデザイナーとして独立して、仕事をセーブしていたから
比較的時間にも余裕があった。
そしたら買うよね。
期待しちゃうよね。
で、買ったさ。
ところがね・・・。(涙）
× × ×
前従したアマガミをプレイした後、ソフトを保管している書棚からぽろんと
こぼれ落ちたので、なんとなしに久しぶりにプレイしたら・・・・
そんなことを思い出したヒドイ出来でした。(-_-;)
何がヒドイって、とにかく色んなところが、ブラッシュされる前の未完成品な感じで。
新人研修用の題材だったの？っていうぐらい、ヒドイ。
特に、天外シリーズは、村人一人とっても、会話テキストが練り込まれていて素敵なゲームなのに、
キャラクターに話かけると、反応が超スローモー。
折角の楽しみであるNPCとの会話が、プレイをしていくにつれ、すごく億劫になってくる。(涙）
ほんとうにサブタイトル通り、「涙」な出来で。
これがずーーーーーと待ち続けてきたファンに対するハドソンの答えかと、
本当に憤りを感じたものです。
このソフト、絶対買ってはいけない！！
っていうか、どこかで、ちゃんとリメイクしてください。お願いします。
× × ×
そんなハドソンもいまは虫の息で。
ニュースをみたら、レッドカンパニーは中国の企業に買収されていた。
溜息しかでない。
年をとったなぁ・・・
エビコレ+ アマガミ(通常版) [PS2]
- 出版社/メーカー: 角川ゲームス
- メディア: Video Game
- 出版社/メーカー: 角川ゲームス
- メディア: Video Game
おそらくアニメを見たファンが流れ込んだのでしょうけれども
なんかPSP版とあわせて商品が店頭品切れ続出らしいです。
個人的に本当はPSP版が欲しかったけれど、プレイステーションストアで
まだPSP版のDL販売がしていなかったからPS2版を店頭で購入。
家計を預かる主婦視点からするとこれから発売されるだろう次世代PSP（？）である
NGPがUMDドライブ非搭載で、外付けのUMDドライブを出す予定ない、と、
ソニーが発表しているのに、あえてUMD版を買う理由がないのです。
中古で売れるとか、そういうメリットはあるんでしょうけれども、
早解きするような類のゲームじゃないし。
そんなわけでPS2版の感想です。(プレイ３時間ほど）
基本的に「BEST」同様の廉価版なので、内容は以前発売されたものと、
ほとんど変わらない出来。ですが、ちょこちょことユーザーライクにシステムを
改善されているらしい・・・。（気がつかないけど）
で。
個人的には、今回追加された＜ぬくぬくまーじゃん＞にちょっと期待していたのですが・・・
うーん、イマイチでした。(^_^;) いや、イマジュウかも。
私的にはもっとお気軽な感じが良かった。
たとえば「スーパーリアル麻雀PV」ぐらいの荒唐無稽な物語とお色気を！
・・・ダメですか？ うーん、残念。(^_^;)
K-1 WORLD GRAND PRIX THE BEAST ATTACK ! [PS2]
K-1 WORLD GRAND PRIX THE BEAST ATTACK !
- 出版社/メーカー: コナミ
- メディア: Video Game
満足度 ：★★★★
操作性 ：★★★★★
カメラワーク ：★★★★
システム ：★★★
企画アイデア ：★★★
物語 ：
ビジュアル ：★★★★★
タイトル同様、ボブザップを全面に推している様子が現状のザップ選手の
ふがいなさを考えると非常に切ない1本。(苦笑）
（C)表記を見る限り、2003年の発売のゲームですが、そのビジュアルは
現在でも通用すると思えるぐらいとても綺麗ですし、操作性も非常に良い。
アーケードゲームみたいな単純明快でかつ、深い攻略性がある。
なかなかの良作です。
格闘ゲームファンの方は一度プレイしてみることをオススメします。
神業 [PS2]
- 出版社/メーカー: アクワイア
- メディア: Video Game
満足度 ：★★★★☆
操作性 ：★★★★★
カメラワーク ：★★★☆☆
システム充実度：★★★☆☆
企画アイデア ：★★★★★
物語 ：★★★☆☆
ビジュアル ：★★★★★
和物のアドベンチャーといったら、アクワイア。
というぐらい、「侍道」シリーズでブレイクしたアクワイアの2006年作品。
「痛快泥棒アクション！」というジャンルと銘打たれたこの作品は
「スリ」（こそ泥？）になって、江戸時代の街を駆け回るアドベンチャーゲームです。
目の付け所が面白いのですが、こちらがイメージしていたほど、
スリっぽい感じはでていなくて、なんとなくボディブローのような当て身をかまして
盗んでいる感じ。だからあまりスタイリッシュじゃない・・・(苦笑）
とはいえ着眼点が非常に面白い1作。
オススメです。
北方謙三 三国志 [PS2]
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- メディア: Video Game
満足度 ：★★★★★
操作性 ：★★★☆☆
カメラワーク ：★☆☆☆☆
システム充実度：★★★☆☆
企画アイデア ：★★★★★
物語 ：★★★★★
ビジュアル ：★★★★☆
このソフトは一応、ビジュアルノベルとジャンルを記していますが、
中身はラジオドラマです。
だからゲームではありません。選択肢もありません。
ひたすら音声ドラマを聴くだけのソフトです。
ですがそのボリュームたるやすごい。
DVD2枚組。1話平均10分のお話が全253話収録されています。
およそ42時間分の大ボリューム！！
役者は、声優さんではなくて、渡辺謙さんをはじめとする俳優・女優（劇団円）が声をあてている。
だから一部滑舌がわるい役者もいるし、イントネーションがおかしい輩もいる。
芝居もどうかな？ って人もいる。
でも42時間である。このボリュームだとそんな点は些細な事だと目をつむりたくなってしまう。(苦笑）
これが定価7800円。安いと私は思う。
ラジオドラマファン、三国志ファンなら買いです。
挿絵は寺田克也さんの素敵なイラストでこれもファンにはたまらないかも。
（ただ使い回しが多いんだよね）
サクラ大戦 ~熱き血潮に~ [PS2]
- 出版社/メーカー: セガ
- メディア: Video Game
- 出版社/メーカー: セガ
- メディア: Video Game
満足度 ：★★★★★
操作性 ：★★★★★
カメラワーク ：★★★☆☆
システム充実度：★★★★☆
企画アイデア ：★★★★★
物語 ：★★★★★
ビジュアル ：★★★★★
近所のおもちゃ屋さんは、定価販売を常としているせいなのか
ショウケースにレトロゲームの新品がほこりをかぶって眠っていたりします。
なかでもPS2用のソフトは、ひとつの時代を作った機種という事もあって、
たくさんの名作や、なんじゃこりゃという珍作(失礼）がございます。
これを見つけては購入し、仕事の合間に旦那と興じるのがなかなか楽しかったりします。
本作もそのような1品なのですが、これは名作のほうです。
「サクラ大戦」。
作品のストーリーについては、ネタバレになりますので
ここでは語りませんが、一言で言えば「王道」の物語を楽しむADVです。
とかく「王道」なお話が大好きな私は、「サクラ大戦」というシリーズは
本当に大好きで、SS版、DC版、PC版も購入したファン。
ですが、このPS2版。実は私、いままで購入を見合わせておりました。
理由は、単純にDC版の出来で満足していた事や、PS2版はシリーズの続きである
「サクラ大戦２」が発売されていないという不思議な状況が、ファンの私であっても
購入を躊躇させていました。
ですが、先日、前述のおもちゃ屋さんのショウケースで本作を発見し、購入。
この週末、プレイをしてみたわけですが・・・
思うにこのPS2版は、数多ある「サクラ大戦」の移植版の中でも、
最高の出来であると思われます。
いやはや、出会うのが遅すぎた(苦笑）
もしこれを発売当時にプレイしていたら感涙していたでしょう。
とにかくそれぐらい出来がよろしいです。
「サクラ大戦」のファンは是非プレイしてみてください。
それにしても、なぜ「２」をPS2に移植しないんだろう？ 不思議だ。
WORLD FANTASISTA [PS2]
- 出版社/メーカー: スクウェア
- メディア: Video Game
満足度 ：★★☆☆☆
操作性 ：★★☆☆☆
カメラワーク ：★☆☆☆☆
システム充実度：★★☆☆☆
企画アイデア ：★☆☆☆☆
物語 ：☆☆☆☆☆
ビジュアル ：★★★☆☆
部屋を掃除していたらこんなサッカーゲームを発掘。
パッケージの（Ｃ）表記をみる限り、2002年発売作品の模様。
今では「ファンタジー系一辺倒な作品をリリース」というイメージが強いスクウェアですが
昔はいろんなジャンルのソフトにチャンレジしてました。
2002年当時、プレイした自分がどう思ったのかわかりませんが、
現在プレイしてみると、なかなか荒削りな作品で10分と遊べない出来です。(苦笑）
背後からのスライディングタックルかましてもカード出ないとか、
画面のカメラの位置が固定であるとか。(苦笑）
ゲームの技術進化を体感できます。
2011年現在。9年。この間にすごくゲームって進化したんですね・・・。
スクウェアさんにとっても黒歴史なのかもしれませんが
歴史的資料として貴重な一本。
機会があれば是非一度遊んでみてください。
というか国会図書館みたいに、ゲームの歴史を記録する意味でも
国が予算をつけてゲーム博物館を作るべきだと思う。
レトロゲームがどんどん廃棄されちゃうのは勘弁だよ。
日本政府が「ゲーム」を日本が誇る文化や産業と考えるっていうのであれば。
若手の国会議員さん、頑張ってくれよ。
アマガミ オリジナルサウンドトラック [PS2]
- 出版社/メーカー: ツーファイブ
- メディア: CD-ROM
購入しましたー！
（どこまでアマガミが好きなんだ、ワタシ）
実は購入するつもりがなかった品ですが、
FM音源版の音楽も収録するというこのＣＤの企画者に敬意を表すために（苦笑）
急遽アマゾンでポチ買いしました。
サウンドを聴くとなつかしいですね。（苦笑）
PC-88時代を思い出しました。
個人的には更に企画を積み上げて、
PC-8801SR のノーマルＦＭ音源（FM3+SSG3)のverと、
サウンドボードⅡver(FM6+SSG3+PCM1+リズム）版の2種にわけて
収録していただければ完璧だと思いました。
・・・嘘です。これで充分です。（苦笑）
本当に素敵なアルバムありがとうございました。
このサントラの企画立案者に乾杯っ
アマガミ [PS2]
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- メディア: Video Game
これすごくいいゲームです。
久しぶりに私の性格にあった恋愛ＡＤＶが発売された〜！ って感じです。
とにかくテキストの分量が少ないのがいい！
ダラダラ情景描写とか、主人公やヒロインの心情を
長く癖のある文章ででれでれーっと読まされるのが嫌いな自分としては
この作品のテキスト分量は完璧でした。
そうなんです。
最高のエッセンスはユーザーの想像力なんですよ。
わかっているなぁ、このゲームを作った人達。
相変わらず会話モードが面倒だけれど（普通に選択肢にすればいいのに）
前作「キミキス」と比べて難度は、かなり改善されている気配。
とにかく「キミキス」の会話モードの極悪さを思い出して、
このゲームを敬遠している人も是非やってみていただきたい。
ゲーム機の末期にリリースされる、熟成されたいい味の出来に仕上がっています。
オススメ。久しぶりに全部のキャラクターをクリアしたいかも。
